「十日市場駅」の住みやすさ ~おじさん向けの施設が揃う横浜沿線の穴場駅~

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「マイホームパパに優しい街探訪記」とは?
嫁のためでも、子供のためでもなく、「働くお父さん」の視点で街の住みやすさを解説する。そんなコンテンツである。

総合おすすめ度:3.2 / 5.0

  • 交通利便性   ★★☆☆☆
  • 住居費のコスパ ★★★★☆
  • 1人飯スポット ★★★★☆
  • 娯楽      ★★★★☆
  • ステータス   ★★☆☆☆

「十日市場駅」の住みやすさ ~おじさん向けの施設が揃う横浜沿線の穴場駅~

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「十日市場駅」は、JR横浜線の各駅停車駅。

おじさん向けの施設が揃う、横浜沿線の穴場駅である。

 

交通利便性(★★☆☆☆)

主要駅へのアクセス

  • 東京駅:1時間2分(乗り換え2回)
  • 渋谷駅:50分(乗り換え1回)
  • 新宿駅:58分(乗り換え1回)
  • 横浜駅:26分(乗り換え無し)

※平日の午前08:30に目的駅へ到着する際の時間を算出

出典:ジョルダン

「十日市場駅」の交通利便性は、あまりよろしくない

最も近い都心ターミナル駅である「渋谷駅」まででも50分、「東京駅」「新宿駅」に至っては1時間前後の時間を要する。

JR横浜線は東神奈川駅から八王子駅までを東西につなぐローカル路線。都心へ向かう際は東急田園都市線の走る「長津田駅」か、小田急線の通る「町田駅」での乗り換えを要するため、東京方面へのアクセスはあまり良くない。

乗り換え無しでアクセスできる「横浜駅」が職場なら話は別だが、都心への交通利便性を重視する場合は他の街に居住した方が無難だ。

 

住居費のコスパ(★★★★☆)

十日市場駅(とおかいちばえき)の現在の地価は、公示地価の平均値が22万3800円/m2(2023年[令和5年])、坪単価は73万9834円/坪、変動率+0.94%の上昇です。

横浜市緑区の最新公示地価は平均23万8878円/m2(2023年[令和5年])、坪単価では平均78万9681円/坪です。前年からの変動率は+1.51%です。

※上記は「土地代データ」の「十日市場」「横浜市緑区」のページより引用

2023年の公示地価に基づく十日市場駅周辺の平均坪単価は73万9834円

横浜市緑区全体の平均坪単価78万9681円と比べると1割弱ほど安いが、ほぼ同水準だ。

前年からの変動率は+0.94%であり、伸び率は区内の平均を下回っている。

 

横浜市緑区はJR横浜線の沿線を中心としたエリア。区内の地価は東急田園都市線の通る「長津田駅」と、横浜グリーンラインにもアクセスできる「中山駅」が一歩リードしており、それぞれの公示地価は区内平均を1割ほど上回っている。

長津田駅(ながつたえき)の最新の地価は、公示地価の平均値が27万0777円/m2(2023年[令和5年])、坪単価は89万5133円/坪、変動率は+1.82%の上昇です。

中山駅(なかやまえき)の直近の地価は、公示地価の平均が26万1818円/m2(2023年[令和5年])、坪単価は86万5514円/坪であり、前年比+1.88%の上昇です。

※上記は「土地代データ」の「長津田駅」「中山駅」のページより引用

 

十日市場駅はこれら両駅に挟まれた場所にあるのだが、ローカル路線である横浜線にしかアクセスできず、ついでに急行も停まらない(長津田駅、中山駅は急行停車駅)。

こうした交通利便性の差が地価にも表れている訳だが、後述する通り、十日市場駅はおじさん向けの商業施設が意外と充実している

利便性が妥協できるのであれば、コスパ的にはある意味「穴場」であるため、是非居住を検討してみて欲しい。

 

1人飯スポット(★★★★☆)

十日市場駅の周辺は、マンションやアパートを中心とした住宅街となっている。

ターミナル駅等に比べると飲食店の数は少ないものの、喫茶店、ファーストフード、ファミレス、回転寿司、ラーメンと、男性に人気のジャンルが揃っているのが特長だ。

 

駅南側のロータリー近くでは「ドトール」と「日高屋」が並んで営業している。

普段使いに最適なお店が駅近の立地にあるのは嬉しい。

 

同じく、駅南側のロータリーにある「モスバーガー」と「なか卯」。

食に強いこだわりが無いようであれば、この4店舗をローテーションするだけで食事問題は解決する。

 

駅南側にあるマンション「ホーメストプラザ十日市場西館」の地下1階で営業する「サイゼリヤ」。

シンプルに安くてうまいので重宝する。

 

駅南側の幹線道路「環状4号線」沿いには「マクドナルド」がある。

ロードサイドのお店だが、駅からも近いので気軽に訪れやすい。

 

駅の南西側、同じく環状4号線沿いの立地には回転寿司「魚屋路」がある。

お寿司好きの方にとって、回転寿司があるかは結構重要なポイントだ。

 

駅の南側へ少し歩いた先には、当ブログが熱く推奨する家系ラーメン店「大桜」の本店がある。

ラーメンはもちろん、餃子もうまい人気店だ。

 

娯楽(★★★★☆)

十日市場駅の周辺は、パチンコ屋、スポーツジム、銭湯、打ちっぱなしが全て揃っている。

目ぼしいものはそれぞれ1店舗しかないものの、娯楽の充実度はそれなりに高い

 

駅北側のロータリー至近という好立地にパチスロ屋「クリエ十日市場店」が営業している。

駅近ながら400台ほどの駐車場を備え、パチスロ台も800台超を誇る大規模店舗だ。

 

駅の南側にあるスポーツジム「ジップスポーツパーク十日市場」。

子供向けのプログラムが充実しているようだが、HPを見る限りお風呂が無いのが少々ネックだ。

 

駅の北東側にはスーパー銭湯「ヨコヤマユーランド緑 八朔の湯」がある。

駅からは遠い立地だが、十日市場駅の北口からバスが出ているので自家用車が無くても訪れやすい。

 

駅の南西側、改札からは15分ほど歩いた先には「長津田ゴルフガーデン」がある。

休日は開放感あふれる200ヤードのフェアウェイに向かって思いっきりかっとばそう。

 

ステータス(★★☆☆☆)

東京23区民「とおか市場?もしかして海の近くとかですか?」

横浜市民(都会寄り)「ああ、緑区ですか(笑)」

十日市場駅に対する世間の評価であるが、シンプルに知名度と人気が無い

ローカル路線の沿線に属することから、東京23区住民がこの駅の存在を認知する機会はほとんど無いと思っていい。

とはいえ一応は横浜市民の一員なのであるが、緑区は瀬谷区と並んで横浜駅からの距離が微妙に遠く、青葉区のような高級感も無いことから市内でも評価が一段(いや、2段くらいか?)劣るのが現実だ。

日々の生活に影響しない事柄にはそっと目をつむり、地味ながら暮らしやすいこの街で等身大の幸せを感じて生きるのが、正しい十日市場スタイルである。

 

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