「藤が丘駅」の住みやすさ ~小奇麗な一戸建てが立ち並ぶ坂の上の高級住宅地~

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「マイホームパパに優しい街探訪記」とは?
嫁のためでも、子供のためでもなく、「働くお父さん」の視点で街の住みやすさを解説する。そんなコンテンツである。

総合おすすめ度:3.2 / 5.0

  • 交通利便性   ★★★☆☆
  • 住居費のコスパ ★★★★☆
  • 1人飯スポット ★★★☆☆
  • 娯楽      ★★☆☆☆
  • ステータス   ★★★★☆

「藤が丘駅」の住みやすさ ~小奇麗な一戸建てが立ち並ぶ坂の上の高級住宅地~

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「藤が丘駅」は、東急田園都市線の各駅停車駅。

小奇麗な一戸建てが立ち並ぶ、坂の上の高級住宅地である。

 

住みやすい(住みたい)ところ

  • ブランド路線に属する高級住宅街。富裕層(お金持ち)からも人気がある。
  • 地価の伸びは順調。将来性有。
  • 駅周辺は閑静な住宅街であるため、治安が良い。
  • 「藤が丘駅前地区再整備基本計画」の策定が進められており、今後の再開発が期待される。

住みにくい(住みたくない)ところ

  • 閑静な反面、娯楽施設の数は少なめ。
  • 一部の住宅街は坂の上に位置しているため、生活するのに体力が必用。

 

交通利便性(★★★☆☆)

主要駅へのアクセス

  • 東京駅:1時間9分(乗り換え1回)
  • 新宿駅:58分(乗り換え1回)
  • 渋谷駅:45分(乗り換え1回)
  • 横浜駅:41分(乗り換え1回)

※平日の午前08:30に目的駅へ到着する際の時間を算出

出典:ジョルダン

「藤が丘駅」の交通利便性は、一言でいうと「ザ・郊外」といったところ

乗り換え無しでアクセスできる「渋谷駅」まででも50分弱。「東京駅」「新宿駅」に至っては1時間前後の時間を要する。

 

「藤が丘駅」は田園都市線の中でも都心から遠い位置にある上に、各駅停車しか停まらない駅だ。途中で急行に乗り換えれば解決しそうにも思えるが、実は鷺沼駅での乗り換えをスルーしても、所要時間は2分程度しか変わらない

横浜市内にある駅にもかかわらず「横浜駅」へのアクセスも微妙であるため、通勤を含めた電車移動にはそれなりにストレスがかかることを覚悟しておいた方がよい。

 

住居費のコスパ(★★★★☆)

藤が丘(ふじがおか)の直近の地価は、公示地価の平均が31万4500円/m2(2023年[令和5年])、坪単価は103万9669円/坪であり、前年比+1.46%の上昇です。

横浜市青葉区の最新公示地価は平均34万4872円/m2(2023年[令和5年])、坪単価では平均114万0075円/坪です。前年からの変動率は+1.60%です。

※上記は「土地代データ」の「藤が丘」「横浜市青葉区」のページより引用

 

2023年の公示地価に基づく藤が丘駅周辺の平均坪単価は103万9669円

横浜市青葉区全体の平均坪単価114万0075円と比べると1割ほど安い

前年からの変動率は+1.46%であり、区内全域の平均値には及ばないものの堅調な伸びを示している。

 

横浜市青葉区は東急田園都市線・東急こどもの国線の沿線を中心とするエリアであり、田園都市線の沿線は富裕層の多く住む高級住宅街として知られている。

急行停車駅かつ商業施設の充実した「たまプラーザ駅」等が全体の地価を押し上げている反面、交通利便性に劣るこどもの国線の沿線地域は坪60万円前後の水準に止まるなど、区内でも結構地価の格差があるのが特徴だ。

たまプラーザ(たまぷらーざ)の最新の地価は、公示地価の平均が49万3166円/m2(2023年[令和5年])、坪単価は163万0303円/坪、前年比+2.57%の上昇です。

こどもの国(こどものくに)の直近の地価は、公示地価の平均値が18万1714円/m2(2023年[令和5年])、坪単価は60万0708円/坪、変動率は+0.44%の上昇です。

※上記は「土地代データ」の「たまプラーザ」「こどもの国」のページより引用

 

藤が丘駅は田園都市線の沿線駅の中では比較的地価が抑えられており、コスパに関しては良好と評価できる。

「たまプラーザ駅」や「あざみ野駅」は手が出ないけれども、高級住宅街の雰囲気を味わいたい!

そんな方はぜひ、藤が丘駅への居住を検討してみて欲しい。

 

1人飯スポット(★★★☆☆)

藤が丘駅の駅前は非常に落ち着いた環境であり、フードコートやレストラン街を擁するような大型商業施設は存在しない。かといって外食環境は全く期待できないかというとそんなことは無く、必要最低限の飲食店は確保されているといった印象だ。

 

駅の北側、改札からほど近い場所では「サイゼリヤ」が営業している。

高級住宅街にふさわしいかはさて置き、サラリーマンが気軽に利用できるお店が駅前にあるのは心強い。

 

駅前ロータリーの一角に立地する「すき家」。

この店は藤が丘以外に「鷺沼駅」や「二子玉川駅」の駅前でも営業しており、オシャレなお店の圧迫感が強い田園都市線沿線においても頼りになる存在だ。

 

南口改札を出てすぐのところにある「サンマルクカフェ」。

残念ながら「全席禁煙」なので、喫煙者には優しくない。

 

こちらも駅の南側、東急ストアのある建物内に「ファーストキッチン」と「ガスト」が入居している。

ランチ等の際に気軽に利用できるのでおすすめ。

 

娯楽(★★☆☆☆)

藤が丘駅の周辺は閑静な住宅街と公園を中心とするエリアであり、娯楽施設の充実度はあまり高くない

近くに繁華街を擁するような街も見当たらないため、「藤が丘に住む=基本は静かな生活を営む」と理解した上で転居を検討しよう。

 

駅の北側にあるパチスロ屋「マルキ」。

ごく普通のお店なのだが、この街においては貴重な娯楽スポットだ。

 

駅の南側、坂を少し登ったところにある「ザバススポーツクラブ」。

お風呂やサウナがそれなりに充実しているため、お金と時間に余裕があるようであれば通ってみるのもよいだろう。

 

ステータス(★★★★☆)

東京都民「良いところですね(ちょっと遠いけど)。」

神奈川県民「お金持ちなんですね!(小金持ちなんだろうな。。)」

藤が丘駅はブランド路線「東急田園都市線」の高級住宅街エリアに属する駅であるため、知名度・ステータス性が明確に平均以上の街だ。「豊かな暮らしをしているお金持ち」という嬉しい評価を受けることも少なくないだろう。

とはいえ、東京都内へのアクセスがあまり良くないことや、前述の「たまプラーザ」等と比べれば多少ブランド力が見劣りすることは否めない。

高級住宅街に住んでいることをひけらかさず、極力謙虚に毎日を過ごすことが、藤が丘に住む者の賢い生き方である。

 

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