「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」書評・感想 ~不動産投資初心者の入門書~

世界一やさしい不動産投資の教科書1年生

不動産屋の選ぶおすすめ本紹介とは?

「不動産の本って何を読めばいいの?」「試しに買って読んでみたけど、内容が思っていたのと違った。。」

そんなあなたのお金と時間を守るため、「どんな人が読むべき本なのか?」を不動産屋が3分でご紹介するコンテンツである。

今回は不動産投資初心者の入門書である「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」をご紹介します。  

 

概要

世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」は、不動産投資の初心者が、必要な基礎知識を網羅的に学べる入門書。

不動産投資そのものの「メリット」はもちろんのこと、「リスク」「コスト(経費)」「物件の選び方」「契約時の注意点」など、投資を始める前に知っておくべき内容がわかりやすく解説されている。

重要なポイントは図表や計算式を示しながら説明されているため、不動産投資の初心者が読んでも理解しやすい構成となっている。  

この本を読むべき人

「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」を読むべき人

  • 不動産投資に興味があり、一から知識を学びたい初心者の方
  • 過去に不動産投資で失敗し、もう一度勉強して再挑戦したい方
  • 不動産の仲介会社や管理会社への就職が決まっており、早期に基礎知識の習得が必要な方
最もこの本を読むべきなのは、タイトルが示す通り「不動産投資を始めたい初心者の方」だ。
 

不動産投資の世界では往々にして、「銀行融資を活用して資産を増やし、FIRE成功!」「一棟アパート投資で年間収益○○万円達成!」など、自身や仲間内の成功体験をひたすらに紹介する情報が多い。

しかし、初心者にとって必要な情報とは景気の良い儲け話ではなく、最初に購入する物件で取り返しのつかない失敗に陥ることを防ぐ、いわば「損をしないための知識」だ。

成功者の体験談を読んでモチベーションを高めることを否定はしないが、初めて不動産投資に挑戦するのであれば、本書で紹介されている以下の内容を熟読した上で始めることをおすすめする。

・「不動産投資で失敗する人、しない人」

・「物件の選び方~初心者はどんな物件を選ぶべきか?~」

・「選んではいけない不動産物件を避ける」

・「B級地域をねらう」

※上記は「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」の目次より引用

 

特に4番目の「B級地域を狙う」については、現役の不動産営業マンである筆者にとっても「なるほど」と思わせる内容だった。

詳細は本書を購入の上読んで頂きたいが、ここでの要旨は、知名度や利便性に優れる人気のエリア(A級地域)より、主要駅から多少離れていても、コストパフォーマンスが良く将来性にも期待が持てるエリア(B級地域)に着目すべきというもの。

一般に、投資用不動産の利回りは都心部に近づくほど低く、郊外や地方になるほど高くなります。本書ではそうした特性を踏まえた物件の選び方を、具体的に解説しているわけです。

鹿児島 二郎

 

こうした考え方を知ることは、不動産の営業マンとして顧客へ説得力のある提案をする際にも役立つ。仲介会社や管理会社への就職を控えている方にもおすすめの一冊だ。  

著者の紹介

「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」の著者である浅井佐知子(あさいさちこ)氏は、不動産業界で主に法人営業(土地の有効活用)に携わり、その後、子育てをしながら勉強をして不動産分野の最難関資格者である「不動産鑑定士」を取得。合計で20年以上の不動産業の経験を積んでおり、現在は浅井佐知子不動産鑑定事務所の代表を務める人物だ。

「不動産鑑定士の資格を持った不動産コンサルタント」としての実績も豊富で、不動産投資家からの信頼も厚く、きめ細やかなサービスで支持、信頼を得ている。

アパートの賃貸から土地の有効活用、店舗、事務所の賃貸、不動産売買、不動産鑑定、不動産コンサルと合わせて計5,000件以上の案件をこなしてきた不動産の専門家だ。

前述したリスクやコスト(経費)に関する解説の細やかさは、単なる不動産投資家ではなく、顧客目線のコンサルティングを実践してきた著者ならではの姿勢といえる。本書はこれからも、不動産投資に挑戦する初心者の強い味方となるだろう。  

まとめ

  • 本書を読むことで、不動産投資初心者が最初に学ぶべき「リスク」面の知識を得ることができる。
  • 不動産投資に初めて挑戦する方、失敗を乗り越えて投資を再開する方、業界で働き始める新人営業マンにおすすめ。
  • 著者は不動産鑑定士として現場で数々の案件に携わってきた専門家であり、成功体験のアピールとは違った視点から不動産投資の知識を習得できる一冊。

魑魅魍魎渦巻く不動産の世界で成功を収めるためには、本書で紹介されている知識を必ず押さえておくべきです。

不動産屋へ問い合わせをおこなうその前に、ご一読されることをおすすめします。  

 

鹿児島 二郎  

 

 

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