売却を依頼する不動産会社の選び方【営業担当者が重要】

この記事ではこんなお悩みにお答えします

・不動産の売却を依頼する不動産会社の選び方を知りたい。

・不動産会社を選ぶときは、どんなポイントを注意すればいいの?

不動産を売却する際、多くの方が「どの会社に依頼すればいいのか?」を迷われます。

知名度のある大手の会社か?地元で長く営業している地域密着の会社か?どちらにもメリット・デメリットがありそうですよね。

今回は売却の依頼先を決定する際、大手仲介会社に勤める私がおすすめする判断基準について解説していきます。

売却を依頼する不動産会社の選び方

最初に結論をご説明すると、売却の依頼先は「営業担当者の質」で選ぶことを強くおすすめします。

冒頭で申し上げた「大手」「地元密着」という要素も重要ですが、売却の成否を左右するのは、担当する営業担当者の能力によるところが大きいからです。

以下、詳細な理由についてご説明します。

「会社の大きさ」と「担当者の営業力」は比例しない

自然に考えれば、大手企業には優秀な人材が集まっており、営業力のある担当者に出会いやすいように思えます。

ブランド力の安心感も相まって、実際、多くの方が大手企業を中心に売却を依頼しているのが現状です。実際に、不動産ポータルサイトへ掲載されている中古物件のほとんどは、大手企業が取り扱い会社となっています。

しかしながら、

「大手に頼んでおけば大丈夫!」

そんな風に早合点するのは早計です。その理由を、業界の特性を踏まえて解説します。

大手仲介会社の営業担当者はとにかく忙しい

前述したように、大手仲介会社は信用力もあるため、毎日多くの売却依頼が集まります。

優秀な担当者であれば一人で数十組、場合によっては百組以上の顧客を担当しているケースも珍しくなく、必然的に提供できるサービスは薄くなりがちです。

そんな状況ですから、売却依頼をした物件が比較的相場が安い地域に所在していたり、売れにくい事情がある場合は、お店のエース級社員が担当してくれることはまずありません。相場もよく分かっていない新卒2年目くらいの担当者が1人でやってきて、トンチンカンな査定報告を受けることになります。

反面、地域密着で営業している不動産会社にとって、個人のお客様からの売却依頼というのは貴重な情報です。比較的小規模な会社であれば、社長自ら対応してくれる場合も珍しくありません。

「それでも小さい会社はちょっと不安。。」

そんな方は、査定報告を受けた際に営業担当者や社長の経歴を聞いてみると良いでしょう。

不動産業界、特に売却の仲介をやっている会社であれば、大手企業で優秀な成績を収めた後に、独立したケースが多いからです。そもそも、大手の看板無しで営業を続けていられること自体、実力があることの証明でもあります。

ただ、社長が地域の地主一族出身で、大手に勤めた経験が無い場合は注意が必要です。そういった会社は売上の多くを賃貸や管理、自社物件の賃料等で作っており、売却はあまり得意ではないケースがあります。

営業担当者の実力を見極めるポイント

では、会社の規模が重要でないとすると、何を基準に営業担当者の実力を計れば良いのでしょうか?

人の評価というものに絶対の基準はありませんが、最低限確認するべきポイントをご紹介します。

(1)査定金額の根拠を説明できる

最近は不動産会社の査定書作成ツールが充実しており、システム上で周辺の取引事例をいくつか選択するだけで、相場に詳しくない営業担当者でも簡単に査定書が作れるようになりました。

しかし、相場感を明確に説明できない担当者は、購入検討者へも自信を持って提案することができません。

仮に物件を気に入ってくれる人が現れたとしても、購入検討者へ「なぜこの金額なのか?」という説明ができなければ、不必要な価格交渉を求められて損を被ることになります。

注意点として、「査定の金額が高いか?」は関係ありません。購入希望金額を決めるのは買主であり、ライバル物件より明らかに高く売り出したとしても、その金額で売れる見込みは低いからです。

価格設定の重要性については、以下の記事でも詳しく解説をしております。

鹿児島 二郎

査定金額の説明に説得力がない営業マンに、優秀な人はいません。

(2)物件の特長を理解している

一定の相場はあるものの、自動車等の大量生産可能な商品とは異なり、不動産は全く同じものは一つもありません。

掃除が行き届いている」「キッチンがリフォームされている」等、物件のアピールポイントに気づける担当者であれば、広告にもそうした点を記載してくれます。

気の利いた営業担当者であれば、作成された査定書にもそういった要素の説明があるはずですので、必ずチェックをしましょう。

逆に、査定書にどんな物件にでも当てはまるような無難なことばかり書いてくる担当者は要注意です。

そういった担当者は地域に詳しくないか、あなたの物件に興味が無いため、購入検討者がライバル物件との比較で選択に迷った際は、物件の差別化要素をしっかりと説明してくれない可能性があります。

鹿児島 二郎

営業担当者の「最後の一押し」が、購入検討者の決断を左右することは珍しくありません。

(3)礼儀・マナーが身についている

誰しも、商品やサービスを購入する際に、担当者の対応によって気持ち良く買えたり、反対に嫌な気持ちになった経験があると思います。

不動産も例外ではなく、「営業担当者の印象が良い」というのはしばしば購入理由に上がるものの一つです。

「家を買う」というのは人生の一大イベントですから、物件だけではなく、営業担当者の善し悪しも重視されているのでしょう。

売却を依頼するお客様に対して、アポイントの時刻に遅刻する、質問への回答が遅い等の雑な対応をする営業担当者は、購入検討者にも同じような接客をする可能性が高いです。

大切な資産の売却を任せられるか?専門知識以外の基本的な部分についても、しっかりと確認をしましょう。

鹿児島 二郎

同じ物件でも、担当者が変わったとたんに売れてしまうこともあります。やはり印象は大切です。

まとめ

  • 売却の依頼先は会社の規模ではなく、営業担当者の実力で選ぶ
  • 小さい会社が不安な場合は、営業担当者や社長の経歴を確認する
  • 営業担当者の実力は、専門知識の有無、物件への理解、礼儀・マナーが身についているかで見極める

今回ご紹介したポイントに注意して、信頼できる不動産会社を選んでください。

皆様の不動産売却が、納得のいくお取引になることを祈っています。

鹿児島 二郎

 

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