この記事はこんな方におすすめです
・自分が不動産仲介営業マンに向いているのかを知りたい!
・就職してみたが、自分には向いていないんじゃないかと悩んでいる。。
「数字が人格!」
「みなし残業!」
「24時間365日営業中!」
弱肉強食の不動産仲介営業の世界にようこそ。
この記事にたどり着いたあなたは、きっと不動産業界への就職や転職を検討されていることでしょう(違っていたらごめんなさい)。
このサイトでは、大手不動産売買仲介会社に勤める私が、不動産業界の現実や裏話について解説しております。
先日は不動産仲介営業という仕事をテーマに、その魅力と苦労話を綴った記事を投稿させて頂きました。
仕事内容の解説は上記の記事に譲り、今回は営業マンとして成功しやすい人の特徴を解説します。
鹿児島 二郎
是非、最後までご覧ください。
不動産仲介営業マンに向いている人の特徴3選【不動産会社社員が解説】
(1)鋼のメンタル
顧客からのクレーム、上司からの圧力、歩合に依存した不安定な給与体系、あなたが不動産仲介営業マンという仕事を選んだその日から、シャワーのように降り注ぐストレスと格闘する毎日の始まりです。
鹿児島 二郎
不動産仲介営業マンにとって、メンタルが強いことは必須のスキルです。
また、繁忙期は深夜に及ぶ残業も珍しくないため、それなりに体力も必要です。
基本的には学生時代にスポーツに打ち込んでいた等、体育会系の気質がある方が向いています。
鹿児島 二郎
(2)稼ぐことに対するモチベーションがある
はっきり言って辛いことや大変なことも多い仲介営業。
世の中、もっと楽な仕事はいくらでもあります。
それでもこの世界の門を叩く人が絶えないのは、辛さを乗り越えた先に「お金」という報酬があるからです。
営業として人より優れた成果を挙げるためには、「お金」に対する圧倒的な貪欲さが必要となります。
タワーマンションに住みたい
高級車に乗りたい!
将来独立したい!!
シンプルにモテたい!!!
きっかけは何でも良いですが、「稼ぎたい!!」という目的がはっきりしている人ならきっと活躍できます。
日本のサラリーマンの多くは、どんなに成果を上げても年功序列で若いうちの給料は横並びですが、仲介営業は売上次第で上司より稼ぐことも可能です。
「目標のためなら苦労もいとわない!」
というファイティングスピリットを持った方には、是非チャレンジしてみて欲しい仕事です。
(3)相手の立場に立って「深く」物事を考えることができる
最後は営業の基本、「相手の立場に立って考えること」です。
これだけならわざわざ私が説明しなくても、近所の書店にでも行けば実績のあるスーパービジネスマンや偉い学者の書いた本でいくらでもノウハウを学べます。
お伝えしたいのは、「深く」という言葉です。
不動産仲介営業マンというのは、「思い入れのある自宅」や「夢のマイホーム」の売買をお手伝いする仕事です。
これらの取引は、お客様にとって一生の思い出となります。
投資用の不動産を売買されるケースであれば、選択の如何によっては極端な話、破産に追い込まれる可能性もあります。
不動産仲介営業マンとは、お客様の人生に寄りそい、その節目に立ち会うという責任ある仕事なのです。
だからこそ良い提案をしたいと思ったら、お客様からヒアリングする内容は「深く」なるはずです。
どうして買う(売る)のか?
なぜその希望条件が必要なのか?
今後の人生をどのように生きていきたいのか?
私はお客様とお話しする中で、将来の人生設計はもちろんですが、今まで歩んでこられた人生についてもお聞きします。
そうすることで、そのお客様がどうして今の考えに至ったのかを考え、より良い提案をすることができると思ってのことです。
鹿児島 二郎
お客様の気持ちを「深く」知ろうとした結果、自分自身の知識を深めることができるのも、売買仲介営業という仕事の面白いところです。
まとめ
- 折れない、鋼のメンタルを持っている
- 稼ぐことに対するモチベーションがある
- 相手の立場に立って「深く」考えることができる
今回ご紹介した特徴をお持ちの方は、仲介営業の世界で結果を出す素養をお持ちです。
就職・転職先の候補として、検討してみてください。
本稿の内容が、一人でも多くの方の参考になったのであれば嬉しく思います。
鹿児島 二郎