不動産屋の選ぶおすすめ本紹介とは?
「不動産の本って何を読めばいいの?」「試しに買って読んでみたけど、内容が思っていたのと違った。。」
そんなあなたのお金と時間を守るため、「どんな人が読むべき本なのか?」を不動産屋が3分でご紹介するコンテンツである。
今回はお金の不安と戦うマイホーム購入者の心を晴れやかにする良書、「家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本」をご紹介します。
概要
「家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本」は、マイホームの購入を検討する際に避けては通れない問題である「お金」について、公認会計士である著者の考え方を学べる良書。
「営業マンとの付き合い方」から「優遇税制の効果的な使い方」まで、家を買うときに失敗しやすいポイントが網羅的に紹介されている。
世の中にある多くのコンテンツが、用語の解説や一般論程度の知識に止まるのに対し、本書は「具体的に失敗を回避するための方法」や「職業やライフスタイルに応じた金利選択」など、実践的な内容まで踏み込んで解説しているのが特長だ。
この本を読むべき人
- マイホームの購入に際し、「お金」に対する漠然とした不安を抱えている方
- 住宅ローンの金利や優遇税制について学び、少しでも得をしたい方
- 難しいことは置いておいて、「結局どうすれば良いのか?」を知りたい方
最もこの本を読むべきなのは、「金銭的な不安を抱える中でマイホームの購入を検討している方」だ。
前述の通り、家を買うときに失敗しやすいポイントが網羅的に紹介されているため、気を付けるべき点を一通り知ることができるだけでも不安が大きく和らぐはずだ。
金銭的には余裕があるものの、「得をする方法があるなら必ず使いたい」という金融リテラシーが高い方にもおすすめ。金利や税金の話は専門用語が多く、往々にしてとっつきにくいものだが、インセンティブに対する思いが強ければストレス無く読み進めることができる。
また、本書の著者はこれまでに、一般の方からの相談を数多く受け付けてきた人物。本書の巻末では、実際に寄せられた相談事例と解説が掲載されている。
以下は相談事例のタイトルの一部。自身に置き換えて読んでみることで、「結局どうすれば良いのか?」を判断する際の助けとなるだろう。
・「30代 年収の10倍の家を買う」
・「40代 10年以上年の差夫婦共働き」
・「50代からスタートする住宅ローン」
※上記は「家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本」の目次より引用
鹿児島 二郎
著者の紹介
「家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本」の著者である千日太郎(せんにちたろう)氏は、自身の運営するサイトで家と住宅ローンに関する読者の疑問に答えてきた人物であり、現在はオフィス千日の代表を務める人物だ。
会計の専門家でもあり、公認会計士の資格を保有している。
「インターネットには住宅ローンについてのまともなサイトがない。だったら自分が書いてやろう!」という野心から、資格も名前も伏せてブロガー千日太郎として「千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える」を開始。会計士として業界のマネジメントを知り尽くしたうえで編み出した独自のノウハウを出し惜しみなく公開することで、すぐに反響を呼ぶ。
「価値ある情報は誰もが無料で入手できることでさらに価値を増殖させる」という信念のもと、一般の人からの相談を受けつけ、回答をインターネットに公表する「千日の住宅ローン無料相談ドットコム」をはじめる。これも匿名ながら、たしかな分析力と的確なアドバイスに評価が集まり、日々読者からの相談が途絶えることがない。
本書で紹介されているノウハウはこうした著者の経験に基づくものであり、一般論に止まらない具体的なアドバイスは、今後も夢のマイホームを購入する方の大きな助けとなるだろう。
まとめ
- 本書を読むことで、家を買うときに失敗しやすいポイントを網羅的に学ぶことができる。
- 「お金」に対する漠然とした不安を抱えている方、優遇税制等を利用して少しでも得をしたい方、ひとまず具体的にどうすれば良いのかを知りたい方におすすめ。
- 著者は公認会計士の資格を有するブロガーとして多くの読者に価値ある情報を提供してきた人物であり、その経験に裏打ちされた実践的なアドバイスは、夢のマイホームを購入する方の大きな助けとなる。
不動産の購入とは、切っても切れない関係である「お金」の問題。
この記事をご覧いただいた皆様が適切な資金計画に基づいたマイホームを購入し、豊かな生活を手に入れられることを願っています。
鹿児島 二郎